建築士の仕事はどんなことをするの?

建築士の仕事はどんなことをするの?

■建築士の主な仕事は、建築物の「設計」「工事監理」です
建築物で思い浮かぶのは身近な物は、住宅、商業施設、学校、病院ではないでしょうか?他には、橋、土地の造成、ダムなどの土木建築物もあります。このような建築物の設計から完成には国家資格のある建築士が必須です。建築士は建築物の設計を行い、設計図通りに建築物が施工されているか工事監理をします。

■設計業務の醍醐味
設計の仕事では、クライアントの要望を聞き、クライアントの要望を図面化します。主にプランニングとよばれる業務です。クライアントの要望を実現することが第一ですが、それ以外に建物のデザインや独自のアイデア、新しい手法などを取り入れて設計していきます。自分が考えるプランでの新しい生活や新しい建物を想像するだけでとてもわくわくする高揚感のある仕事です。

また、プランニングが完成した時は達成感や充実感、達成感があり喜びを感じます。設計の仕事には、一般に実施設計とよばれる細かい施工図面を作成する仕事もあります。プランニングしたものをより具体的に細かい図面にしていく仕事です。できあがる建物を想像しながら仕上げていく図面作成作業は細かい作業ですが、想像するだけでわくわくする仕事です。

■工事監理で現場を体感
建築物の工事が始まると工事監理の仕事も始まります。設計図面通りに現場が施工されているか確認するのが「監理」をする業務です。現場におもむき、現場監督、作業責任者、職人と打合わせをしながら現場の施工状況を確認します。工事監理では、紙にかかれた図面だった建物が実際に建てられていくところを目にし、日々出来上がっていく過程を見ることになります。

毎回、現場に行くのが楽しみでわくわくします。建物が完成した時には、完成した嬉しさや達成感があり関係者で祝宴をしたりすることもあります。工事監理は設計通りに施工されているか確認する業務なので大きな責任があります。しかし、現場での仲間と一緒に建物を作る喜びを感じる業務です。

■建築士は建物によって他にも仕事があります
建築士の仕事は、建築基準法、建築士法という法律で細かい規定があります。身近な建物である住宅では、木造建築士、二級建築士、一級建築士だけで設計・工事監理業務を行うことがほとんどです。しかし、大きな建築物になると、一級建築士の他に構造設計一級建築士、設備設計一級建築士が必要になります。構造設計一級建築士は、建築物のプランニング図面を基に建物の構造設計を専門に行います。

構造設計は、計算で建物の安全性を確認することはもちろんですが、クライアントやプランニングをした建築士の要望にこたえる構造を考えることにおもしろさがあります。設備設計一級建築士は、建築物のプランニングや構造設計を基に空調設備、給排水設備、電気設備等のプランニングを専門に行います。いかに要望に応えるか、また、施工性やメンテナンス性なども考慮しながら設備設計します。高い知識・経験・柔軟性が求められます。建物の設備性能を決める設計なのでやりがいがあります。

『建築士』の楽しさは、自分がアイデアを絞り何日も考えた建物が完成した時に大きく感じます。クライアント、スタッフ、現場の人々とコミュニケーションを取りながら完成した建物にはいろいろな想いと感動があります。自分がたずさわった建物を見るたびに完成した時の喜びを思い出す仕事です。そうした思いを味わいたいと感じて、難関な試験を突破し、職人の求人サイトで、自分が入りたい建築事務所やゼネコンの仕事を探し、いずれ独立することを目標に今日も頑張っている人がたくさんいます。ものづくりの感動が、新たな建築士を作り出し、日本の建築技術が日々レベルアップしているのです。きっと、こうした好循環が日本の建築業界を支えているのでしょう。

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